小牟禮 尊人
KOMURE Takahito
Oct.19 9:00-12:00
ゆらめきのワイングラス
Works
Biography
富山ガラス造形研究所学生だった小牟禮さんは、新島ガラスアートセンターの受け入れ研修プログラムの研修生として1992年に初めて来島しました。その後第5回フェスティバルにはT.A.として参加し、2005年からは秋田公立美術短期大学(2013年より秋田公立美術大学)で指導し、またガラスのワークショップを精力的に開催してきました。なかでも子供の描いた絵をガラスで製作する子供ワークショップは好評で、地域とのつながりを作るのに大きく寄与しました。
またTV主催のガラス王選手権3回連続チャンピオンでもある小牟禮さんは高い技術力で知られています。それはイタリアで再現不可能と言われた「風に揺れるワイングラス」を復元成功(NHKー)の中にも見られます。
2017年には秋田市が新しく作る新屋ガラス工房の設立に企画から参加し指導しました。
今回のデモでは小牟禮さん独自の柔らかい形のワイングラスを製作して頂きます。
- 製作意図について:
作品を選ぶ時にうーんと比べて悩んで欲しい。
同じ作品であっても一つ一つ違う個性があっていい、人が作るのだから。
決められた形をきっちりトレースしていく作り方でなく、それぞれの形は違っているけど同じ作品。
ガラスと緩やかに話しをしながら完成形に連れていく。 - デモの見所について
ガラスのなりたい形を尊重していく作り方
できるだけ触れないで無理強いしないで穏やかに誘導して行く。
素材がまだ気づかないないうちに完成に導いていくイメージかな。
活動履歴
- 1992年
富山ガラス造形研究所学生研修として新島ガラスセンターで研修 第5回フェスティバルT.A. - 1996〜01年
富山ガラス工芸センター勤務 - 2001〜13年
秋田公立美術短期大学 教授 - 2004〜05年
テレビチャンピオン ガラス王選手権3年連続チャンピオン - 2005〜14年
秋田ガラスフェスタ ワークショップ開催 - 2014〜15年
秋田ガラスプロジェクト ワークショップ開催 - 2017年
風にそよぐワイングラス 120年ぶりに復元 NHK「凄ワザ」番組 - 現在 秋田公立美術大学美術学部 教授
Note:
デモンストレーションが中心のプログラムです、参加者はチャットを通じて作家とコンタクトすることが出来ます。
Video:
当日のプログラムの一部がこちらからご覧になれます。
Webpage Instagram@kai6r