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ニイジマランドスケープ

野田 收
Oct.18 9:00-12:00

1984年イリノイ州立大学大学院在学中に全米公募展にて学生部門賞を受賞、副賞としてのピルチャックグラススクールのワークショップを受講しました。帰国後、故郷である新島のガラス開発と工房施設建設企画に携わり、ピルチャックを始めアメリカのガラス教育施設のリサーチを行いました。東京都技術研究所でコーガ石のガラス研究結果を基に原料調合し、知人の工房で溶解し新島ガラスの宙吹きガラスのサンプルを試作。1987年新島に工房を移し、同7月開館するに至りました。開館初年度から新島国際ガラスアートフェスティバルを開催し、米国留学時に交流を持った世界的に活躍する作家達を新島に招聘しました。作家達は快く講師として来島し、帰国後は新島の存在を積極的に外国へ広めてくれました。
野田はそれまでの透明ガラスから新島ガラスへと素材を変更し作品製作を開始、10年後1998年に突き目サザエ杯が日本クラフトコンペ展でグランプリを受賞したことで新島ガラスが注目されるようになりました。同フェスティバルでは地元民との交流の機会を作る為、子供対象の「新島キッズワークショップ」や大人対象の「村民ランプワーク教室」を毎回、時には講師夫人による料理教室や華道家による生花教室を企画開催しました。また、毎年新島村の小学生から高校生のガラスの実習授業も行っています。
今回のデモでは、独自の技法と感性で新島ガラスをひも状に巻き重ねて熱いうちにつぶしたり伸ばしたりして、土器の手捻りの様に線を面に立ちあげながら成形する花器「ニイジマランドスケープ」を制作予定です。

活動履歴
  • 1986年 新島村の意向を受け、新島ガラスアートセンター構想の企画及び調査
  • 1986〜90年 多摩美術大学 非常勤講師
  • 1988年 新島ガラスアートセンター開館 新島村の委託を受け管理運営開始
  • 1988年〜 第1回新島国際ガラスアートフェスティバルを企画開催
  • 1998年 日本クラフト展 グランプリ受賞
  • 現在 新島ガラスアートセンターディレクター
    新島村の小学生、高校生のガラス授業指導のほか、国内外の大学や工房でワークショップ指導

Note:

デモンストレーションが中心のプログラムです、参加者はチャットを通じて作家とコンタクトすることが出来ます。

Webpage  nodaosamu.com
Feb.10 9:00-12:00
参加費は無料です
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