第３５回新島国際ガラスアートフェスティバルが開催されました

第３５回新島国際ガラスアートスティバルは１０月２１日から２７日まで開催されました。こちらのページをご覧になってください

●新島ガラスアートセンター

新島は東京の南160キロ離れた海の青さと白い砂浜のコントラストが美しい島です。島の特産物に抗火石と呼ばれている火山岩（黒雲母流紋岩）があります。石英を８割含むこの軽石状の火山岩が新島ガラスの原料となります。含有する鉄分によりオリーブ色に発色する天然の色ガラスです。
新島ガラスアートセンターはこの新島ガラスを観光資源や芸術作品の素材などとして多目的に活用を図るための開発と教育を主題に１９８８年にスタートしました。そしてワークショップや作品制作を通じて人材育成や国際交流の場を提供しています。
当センターでは、新島国際ガラスアートフェスティバルを開催し、毎年海外から作家を招聘してワークショップやオープンデモ、レクチャーを行っています。今年で３１年目を迎えるワークショップには日本各地からのみならず遠く海外からも多くの受講生が参加します。フェスティバルはガラスアートの世界で毎年恒例のエキサイティングなイベントとなっています。

新島ガラスアートミュージアム

ワークショップに新島を訪れた作家たちの作品を中心に、新しい世界のガラスの流れを集約した美術館です。展示作品の一部がこちらでご覧になれます。

第34回フェスティバルの動画がご覧頂けます。

毎年秋に海外から作家たちを招聘してワークショップを行う新島ガラスアートフェスティバル、2024年のフェスティバルを記録したビデオをアップロードしました。

こちらはフェスティバルに合わせて新島を紹介するビデオです

The 35th Niijima Inaternational Glass Art Festival

●ソーシャルネットワーク

・You-Tubeに過去のガラスアートフェスティバル記録を上げています。
・Facebookにフェスティバルの様子をアップロードしています。

●新島スカラーシップ

第35回新島スカラーシップのお知らせです。今回は4名の受賞者がいます

岡本　実里　さん　　　グラスブローイングコース　受講生
2025夏ピルチャックグラススクール 12日間ワークショップ

イ・ゼギョン　さん　　グラスブローイングコース１T.A.　
2025夏ピルチャックグラススクール　12日間ワークショップ

八田　綾子　さん　　　フレームワーキングコース　受講生
2025夏ピルチャックグラススクール　12日間ワークショップ

シン・ジースー　さん　フレームワーキングコース　受講生　
2025夏コーニンググラススタジオ１週間ワークショップ

新島スカラーシップは、フェスティバルワークショップの優秀な受講生にアメリカでのガラスの研修を提供するもので、過去の受賞者の多くがフェスティバルT.Aとして活躍しています。スカラーシップ基金はガラスオークションの売上げ、パートナースカラーシップ（ピルチャックスクールから受講料半額支援）、パートナーススカラーシップ（コーニンググラススタジオからの支援）から構成されています。

スカラーシップにはワークショップ期間中の受講料、食事、宿泊が含まれ、交通費は自己負担です。選出は各ワークショップの講師が行います。受賞者はフェスティバルに自費参加し、報告レクチャーを行います。これまでに83名にスカラーシップを授与し、オークションへのご支援に感謝しています。。

●東京アップデート誌にフェスティバルの紹介記事が掲載されています

新島の多彩な魅力　石、彫刻、海、そしてガラスアート

BPG制作ガラスアートフェスティバルビデオ

2019年度新島スカラーシップを受賞したブローイング受講生のカベットCHATTAKAN VONGSURIさんが帰国後、 所属するバンコク・パブリックガラス会社がインタビューして制作編集されたビデオがこちらからご覧になれます
https://www.youtube.com/watch?v=FieoSzwx6pk

2018年はタイで初めての国際ガラスフェスティバルが開かれました。新島ガラスアートセンターからも野田由美子・野田収が招待されて参加中しました。フェスティバルからのレポート・サイトへのリンクがこちらです。